1. 音階の審査
当Competitionは二次予選に弦楽器を学ぶにあたって一番大切な基礎である音階を審査します。また、二次予選点数に本選点数を加算して賞を決定することにより、基礎力なくしては上位入賞出来ないシステムをとっています。敬遠しがちな音階を日頃から丁寧に練習することを意図しております。
2. 項目別の評価
二次予選ではボーイング・音程・音色・音楽性・姿勢の5項目、本選では表現力・技術力の2項目による審査を行います。一人ひとりが持つそれぞれの素晴らしい才能や良さ、そして今後の課題に気付くきっかけとなり、結果のみにとらわれず日々の練習の励みとなるCompetitionです。
3. 演奏の場を提供
演奏の場が演奏者を成長させると考えています。コンクールや試験で良い成績を収めることを目的とした自分だけの為の演奏ではなく、自分の演奏を聴いてくれる方を1人でも多く感動させる演奏・心に訴える演奏をし、演奏者としての喜びを実感出来る場を提供します。日々の練習が、自分本位では無く演奏者として技術向上に繋がることを願っております。さくらMusic officeでは年2回「彩の国学生演奏会」開催の他、「彩の国春の弦楽器セミナー」修了コンサートなど多数の演奏会を主催しております。Competition本選入賞者はもちろん、二次予選(音階・エチュード)高得点者にも演奏会出演権を授与します。