「String Competition」カテゴリーアーカイブ

審査方法

一次予選

  • 総評による審査です。講評をお送りします。

二次予選

  • 審査員1人50点満点での採点となります。ボーイング ・音程・音色・音楽性・姿勢・各項目それぞれ10点満点の計50点満点です。
  • 総合計点数が審査員人数×30点以上の方が本選進出となります。但し、項目ごとの合計点数が審査員人数×5点未満の点数が1項目でもあった場合は本選進出は出来ません。二次予選点数並びに結果は掲示発表します。
  • 講評をお渡しします。
  • なお、エントリー数によって審査員数が異なります。ご承知おき下さい。
例1 審査員4人の場合
ボーイング
音程
音色
音楽性
姿勢
合計
審査員A
8
6
4
8
8
34
審査員B
7
7
4
9
8
35
審査員C
8
6
5
9
8
36
審査員D
8
6
4
8
8
34
合計
31
25
17
34
32
139
(総合計)

上記の場合、総合計点数は139点であり、審査員人数4×30点=120点を超えていますが、音色点合計が17点であり、審査員人数4×5点=20点未満のため、本選には進めません。

例2 審査員5人の場合
ボーイング
音程
音色
音楽性
姿勢
合計
審査員A
5
8
5
6
5
29
審査員B
5
7
6
7
5
30
審査員C
6
7
6
7
6
32
審査員D
4
7
5
6
4
26
審査員E
6
6
6
7
6
31
合計
26
35
28
33
26
148
(総合計)

上記の場合、項目ごとの審査員人数5×5点=25点をクリアしていますが、総合計点数は148点であり、審査員人数5×30点=150点未満のため、本選には進めません。

本選

  • 審査員1人50点満点での採点となります。表現力・技術力それぞれ25点満点の計50点満点です。
  • 二次予選の点数に本選の点数を合算し入賞決定をします。
  • 本選点数並びに本選と二次予選合計点数の公表はいたしません(エントリー者個人にはお知らせします)。
  • 講評をお渡しします。

賞および副賞

各部門の1~3位及び審査員賞、奨励賞に賞状授与

全部門1位には日本宅建ホーム、2位にはドルチェ音楽学園、審査員賞及び奨励賞にはさくらMusic officeよりトロフィーもしくは盾を授与

副賞

入賞者への演奏会出演権授与
(2015年4月3日開催「彩の国学生演奏会Ⅱ ~音楽家を志す青少年によるコンサート、2016年1月開催入賞者披露演奏会など)

Section A~D 1~3位 図書券

Section E 1~3位  賞金

彩の国 String Competition 1st 本選結果

A部門
第1位 該当者無し
第2位 該当者無し
第3位 該当者無し
奨励賞 川尻菜々海、小村のぞ実


B部門
第1位 該当者無し
第2位 岡留佑
第3位 該当者無し
奨励賞 上里すずな
入選  河辺智佳子


C部門
第1位  上里なごみ
第2位  該当者無し
第3位  該当者無し
審査員賞 山中里紗
入選   矢澤結希子


D部門
第1位  吉澤知花
第2位  和田志織
第3位  該当者無し
奨励賞  河島桂花
審査員賞 大塚みらい
入選   大島弓人、宮澤紫


E部門
第1位  該当者無し
第2位  有冨萌々子
第3位  該当者無し
奨励賞  重松彩乃
審査員賞 栗林衣李
入選   足立桃子、的場ゆきえ、新井千晶、大畑祐季乃


(敬称略、エントリーNo.順)

以上

審査員長より

このコンペティションは個々の基礎力向上を第一に目指したコンペティションで、予選に音階やエチュードの課題があることが何よりも特色です。僕も生徒の頃、当時習っていた先生に厳しく言われましたが、今になってその重要さを改めて感じると同時に、厳しく音階をご指導くださった先生にはとても感謝しています。曲に追われてついつい疎かになりがちな地味な基礎力ですが、基本に立ち返る良い機会として奮ってご参加ください。

彩の国 String Competition
審査員長 林智之

Competitionの特色

1. 音階の審査

当Competitionは二次予選に弦楽器を学ぶにあたって一番大切な基礎である音階を審査します。また、二次予選点数に本選点数を加算して賞を決定することにより、基礎力なくしては上位入賞出来ないシステムをとっています。敬遠しがちな音階を日頃から丁寧に練習することを意図しております。

2. 項目別の評価

二次予選ではボーイング・音程・音色・音楽性・姿勢の5項目、本選では表現力・技術力の2項目による審査を行います。一人ひとりが持つそれぞれの素晴らしい才能や良さ、そして今後の課題に気付くきっかけとなり、結果のみにとらわれず日々の練習の励みとなるCompetitionです。

3. 演奏の場を提供

演奏の場が演奏者を成長させると考えています。コンクールや試験で良い成績を収めることを目的とした自分だけの為の演奏ではなく、自分の演奏を聴いてくれる方を1人でも多く感動させる演奏・心に訴える演奏をし、演奏者としての喜びを実感出来る場を提供します。日々の練習が、自分本位では無く演奏者として技術向上に繋がることを願っております。さくらMusic officeでは年2回「彩の国学生演奏会」開催の他、「彩の国春の弦楽器セミナー」修了コンサートなど多数の演奏会を主催しております。Competition本選入賞者はもちろん、二次予選(音階・エチュード)高得点者にも演奏会出演権を授与します。